「愛香」の結婚式に...涙。

『和おん』小太郎

2018年04月08日 08:49

この島に移り住み、ゆかりと出逢い、、
程なく一緒に生きていこうと決めた。
そして子供達との初対面。
長男の「将輝」は、ちょうど今のレオの歳
そして長女の「愛香」は13歳だったか。。



「お母さんと一緒になるけど・・・
2人は、俺の事を『お父さん』とは呼ばなくてもいいよ
君達には本当のお父さんがいるからね
・・・だから俺には『小太郎』と呼んでね」
結婚した時に、そんな「決め事」?
...を新しい家族で交わした。



今、愛香は25歳
私が『親』として関わって
彼女の人生の中で、ようやく半分になった。
そしてそんな時に、念願の「入籍」を果たし
嫁ぐ「門出」の日を迎えた。
なんとおめでたい事だろう。



ゆかりは自分の18の誕生日に、
初めての我が子を、この世に産んだ。
それから4年後に長男を授かり
すぐその後、最初の結婚を終えた。
それから10年近くの歳月を
自分1人で、もう朝から朝まで働いて
この子達を育ててきた。
そんな頑張り過ぎるゆかりの姿を見て
彼女の心から発する『声』に感動して
何の迷いも無く、ゆかりと一緒になろうと決めた。



レオとレノンも含め、この世に生を放った4人の・・・
その最初の子供を、それはとても出来た
優しい『男』に、これからの人生を託す事が出来る
このめでたき日を迎える母の気持ちは
本当に感無量の一言であろう。



ちょうど観光協会の行事も重なり
店はすでに繁忙期、そんな最中・・・
「ママにこれもお願いしたい・・・」
なんて、我がままとも言える無理を強いる?
そんな様を見て、夫婦で喧嘩にもなった事もあった。
でもそれは、今この式を終えて
生んでみた「母」にでしか解らない...
それ程の無償の愛が、ママには溢れている。
『娘』だからこそ無理も言えて
『母』だからこそ、どんな無理もわがままも
体が壊れても叶えてあげたい
・・・これが、最後だから。。



ゆかりより一回りも年上なのに
『女房殿』のその様を目の当たりにして
「人生」で一番大切なものを、、
教えてもらった気がします。
ようやく1人目の、母としての役目を、、
無事に終える事ができましたね、
心より本当に、お疲れ様でした。
まさに「尊敬」に値する、素晴らしき「ママ」でした。



この子が生まれた時作った、お手製のベビードレス。
だから嫁ぐ時にはウエディングドレスも手作りで
まさに前日までギリギリの縫製。。
そんな前夜の婿殿の家族親族を迎えた
我が店「和おん」での宴、小太郎は、、
みんなで『オトーリ』廻しまくって、ゆかりの分も
沢山仲良くなって、ライブはありませんでしたが、、
とってもあったかい「笑顔満開」の祝宴になりました。



そして当日、前浜でのビーチウエディング。
挙式を執り行うのは、私とゆかりも・・・・
母娘、二代に渡ってお世話になった
バブテスト教会の端慶覧牧師御夫妻
・・・神への誓いを聴きながら
この紡がれた御縁に感じ入る事しきり。。



場を移して、披露パーティーは、、
私がお世話になっている池間島ニーラ
の山中オーナーの寛大なご協力をいただき
素敵過ぎるこのテラスで行いました。



新郎新婦の「かぎやでふう」の踊りから始まり
レオとレノンの乾杯の音頭
愛香が夢見た、この生まれ島宮古での
構想を練りに練った「結婚式」
テーブルセットから司会進行、そして催し物まで
なんともあったかい「手作り感」満載な
この式を目の当たりにして、
娘の念願成就への嬉しさは、なんとも、、
そんな嫁の想いを、全部受けて応えてくれた
出来た婿殿にも、心から感謝ですネ。



心ばかりの両親から贈る島唄ライブ
・・・を終えて、娘からの「言葉」
これはもう、ダメでした、、号泣。
ちゃんと「母」の姿を見て、
その苦労や想いをしっかりと・・・
理解してるんですよね。
『親子』って言うのは本当に素晴らしい。
きっとその言葉の通り、この子は・・・
やがて、ゆかりのような、、
子を思う気持ちは誰よりも強い
そんな「母」になるでしょう。



そして今回この挙式を支えてくれた
近藤家御家族親族の皆様
我が山本そして狩俣家の家族親族
招待者にも拘らず、本当のよく協力してくれた
両家の友人の皆様へ
『親』の端くれとして、心より感謝御礼申し上げます。



・・・・親は子に教えるより
はるかに多くのものを、子から学ぶ。
そして夫婦は、母である女房から、、
亭主は沢山学ぶものなんですよね。


最後に、娘の愛香へ。。
今結ばれた伴侶、就司君と、、
どうぞ一生、添い遂げてください。
「小太郎」より、心より、、
結婚、おめでとう。


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